2017.11.19
他の資格を取得してキャリアアップ
キャリアアップできる資格
ケアマネに有利な資格
ケアマネの仕事は、利用者へのアドバイスやケアプランを作成するのが仕事ですが、キャリアアップを目指すために持っていた方が有利になる資格があります。どのような資格があるのか紹介しますので、自分の業務に役立つ資格を見つけキャリアアップを目指して下さい。
介護の資格
介護の幅を広げる資格として5つ紹介します。
まず1つめは、主に利用者の相談業務を行う社会福祉士です。社会福祉士は国家資格で、コミュニケーションの能力が求められますが、生活相談員から介護現場、在宅まで様々な場面で活躍することができます。2つめは、「PSW」と呼ばれる精神的な障害をサポートする精神保健福祉士です。精神保健福祉士は、日常生活がスムーズに営めるように家族のサポートから精神的な障がい者の生活支援をします。
3つめは、行政の中で福祉サービスに関わる相談業務をしている社会福祉主事です。社会福祉主事は社会福祉士と似ていますが、短い実務経験で資格を取得できます。4つめは、障害福祉サービス支給に必要なサービス利用計画を作成する相談支援専門員です。ケアマネと似ていますが、障害特性や障がい者に関する生活実態などの知識が身に付きます。
5つめは、最近重要視され企業でも採用されている心理カウンセラーです。ケアマネは相談業務が多い仕事なので、メンタルケアの資格を取得しておくと幅が広がります。他にも、障害のある人や高齢者が住みやすくなるために医療・福祉・建築についての知識を得られる福祉住環境コーディネーターや障害や体格などに合わせた適切な福祉用具を選ぶ知識が得られる福祉用具専門相談員などがあります。
認知症の資格
いま各施設でも認知症の利用者が増え、そのため認知症に関係した資格があります。1つめは、認知症に関する正しい知識を得るだけでなく、認知症の方に対する対応の知識も得て、トータル的なサポートができる認知症ケア専門士です。認知症ケア専門士は更新制の資格ですが、各種の講義などに参加することでより深く知識が得られます。
2つめは、認知症の方が日々生活しやすく本人や家族のサポートをする認知症ライフパートナーです。認知症ライフパートナーは、1〜3級までありアクティビティ・ケアの知識も得ることができます。3つめは、認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする認知症サポーターです。認知症サポーターは、「地域ケア政策ネットワーク全国キャラバンメイト連絡協議会」が実施しています。
医療の資格
介護だけではなく医療系の資格を取得していると、さらに利用者に安心感を与えることができます。また、看護師や准看護師の資格を持っていると医療介護ができます。保健師の資格も病気予防の知識など健康に関する知識を持つことができるため、訪問介護や介護施設で役に立ちます。
事務の資格
介護保険制度の仕組みを理解しておくと、介護保険事業所などでも働くことができます。特に介護事務管理士は、介護報酬の算定に関する知識とスキルを身につけることができます。また、レセプトの作成や請求の算式など介護事業所での請求事務業務に必要な知識と技能レベルが必要な介護報酬請求事務技能検定もスキルアップできる資格です。
他業種より昇給がしづらい介護業界の給料事情から、ケアマネが給料アップを目指すための方法を紹介しています。当ウェブサイトへのお問い合わせは【こちらまで】お寄せください。
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