2017.12.23

家族を養うにはどれくらい必要か

家族を養うのに必要な費用は

ケアマネの給料と生活

ケアマネの給料は、年齢やキャリアを重ねてもほとんど変わることがありません。そのため、男性のケアマネにとって自分の給与だけで家族を養えるか不安になる人も多く、結婚後一家の大黒柱として支えることができないのなら、と結婚を諦める人も増えています。しかし、少子高齢化の日本にとって未婚の人口が増えると子どもの増加が見込めません。また、結婚して共働きだった夫婦に子どもができ、妻がいままでと同じように働けなくなると、金銭的負担と精神的負担は大きくなります。
では、夫婦や家族が満足できる生活水準で過ごすためにはどれくらいの生活費が必要なのでしょうか。家族を支える場合にどれだけの費用がかかるか紹介しましょう。

結婚する場合

給与が月26万円あれば1人で十分に暮らすことができます。その後結婚をして夫婦2人になってもそれなりに生活ができます。しかし、妊娠し子どもができると状況は変わり26万円の金額では家計は苦しくなります。たしかに、子どもが1歳〜2歳の時はそれほどお金もかからず、親や結婚祝い、出産祝いなどで援助してもらうことができます。しかし、長い目でみると子どもの教育費は大きな負担となっていきます。将来結婚して子どもを育てたいと思っているのなら、独身時代や結婚後共働きができるうちに貯金をしておきましょう。

子どもにかかる費用

一般的に子どもが生まれ大学を卒業するまでにかかる費用は、1人につき2,000万円必要と言われています。この金額は大袈裟な金額ではなく最低限の金額で、子どもに塾や習い事をさせる、私立の学校で学ばせるなどをすると、3,000万円見ておかなくてはいけません。子ども1人につき3,000万円なので、2人いれば倍の6,000万円必要になります。他業種であれば、自分の年齢と子どもの成長に比例して給料が上がり収入がアップしますが、介護業界はそれほど給料が上がらないので、家計のやりくりが難しくなります。

予期しない出費

夫婦と子どもの生活だけではなく予期せぬ出費もあります。それは、マイホームの購入や親の介護、家族の病気などです。マイホームの購入は、計画的に立てることが可能ですが、親の介護や家族の病気は計画することができません。特に介護は平均13年かかると言われています。親の介護をどのようにサポートするかを考えなければいけません。家族の病気も種類によっては長期の入院や治療が必要で、入院や治療が長引けば長引くほど費用がかかります。

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