2017.11.10

平均年収はどれくらいか

ケアマネの平均年収を知って介護事情を知ろう

ケアマネの平均年収

平成28年に厚生労働省が行った賃金構造基本統計調査によると、ケアマネの平均は、年齢が47.7歳、勤続年数が8.6年、労働時間165時間/月、超過労働5時間/月で月額給与266,600円、年間賞与567,600円、平均年収3,759,600円でした。平均年収の算出方法は、決まって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額にて計算されています。この結果、ケアマネの平均年収は、47歳、ケアマネ歴8年で月給26万円程度となります。
これらのことから女性が多いケアマネの年収は、他の職種の女性に比べて平均年収が高いことがわかります。そのため、ケアマネの仕事は女性にとってやりがいと収入面どちらも兼ね備えた職種と言えます。

ケアマネの時給

ケアマネとして働いている人は、正社員だけではなく派遣社員、契約社員、パートなども多くいます。そのため、時給で働く人も多くケアマネの時給は大体1,200円〜1,500円程度と言われています。この金額は、一般的な介護職のパートの時給が850円〜1,000円程度に比べると、専門職のため高くなっていることがわかります。現在ケアマネは人材不足なので、ライフスタイルに合わせてパートとして働いてもそれなりの給料になるのが魅力的です。

手当が多いケアマネ

ケアマネの基本給はそれほど高くありません。そのため、一般的に基本給の3.5倍の賞与は年収から比較すると低くなります。では、ケアマネの給与が高くなるのはなぜでしょう。
その理由は、ケアマネは各種手当の比率が他の職種より多いからです。ケアマネにつく手当の内容は、資格手当が約1万円、その他夜間連絡の担当(オンコール)手当、残業・休日出勤手当などがあります。介護業界の給与は、他の業種に比べて低めと言われているので、手当が多いケアマネの給与は優遇されています。しかし、施設によっては残業・休日出勤手当が出ない所もあるのでその場合は仕事に見合った給与にならない場合があります。

様々な働き方ができる

ケアマネは、パートから正社員までライフスタイルに合わせて様々な働き方ができます。そのため、結婚・出産・子育てなどライフスタイルが変わる女性向きの職業です。さらに、ケアマネは兼任業務で働くことができます。介護施設では、介護福祉士と施設ケアマネを兼任している人が多いです。また、自分で居宅介護保険事業所を開業することもできます。

ケアマネが給料アップ!

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