ケアマネの給料アップ方法としておすすめしたい独立開業の道

独立開業で給料アップする

ケアマネには居宅介護支援事業所や介護施設で働く以外に、独立開業して働くという道もあります。ある程度経験を積み、顧客を継続して獲得できる人脈が形成されているのであれば、独立してみるのはいかがでしょうか。
ここでは、独立開業して給料を上げる方法に迫りたいと思います。

ケアマネとして独立開業する方法

ケアマネとして独立して居宅介護支援事業所を立ち上げるには、まず法人格を取得する必要があります。法人格の種類は、株式会社や社会福祉法人、合同会社などです。
事業所を立ち上げるには、人員基準を満たしている必要があります。介護支援専門員と主任ケアマネジャーの資格を持つ常勤の管理者が最低1名必要ですが、兼任が可能なため、一人で事業所を立ち上げることもできます。
そのほか管轄部署が定めた設備基準や運営基準を満たしたら、いよいよ指定申請を行います。申請が受理されれば、事業所を開業してお仕事をスタートできます。

ケアマネとして独立開業するメリット

ケアマネとして独立するメリットは、低予算で開業できることです。自宅を事業所にすれば必要最低限のものをそろえるだけで済みますし、一人でやっていくなら、従業員を雇う必要もありません。
会社員として働いている場合は報酬から会社の取り分が差し引かれますが、独立開業した場合、報酬はすべて自分のもとに入ってきます。顧客開拓がうまくいって利用者数が増えるほど、多くの収入を獲得できるでしょう。 ただし、軌道に乗るまでは収入が安定しないというリスクもあるので注意が必要です。ある程度の蓄えは用意しておきましょう。
収入以外のメリットとしては、受ける仕事を自分である程度選べる、時間の融通が利く、人間関係の悩みが減るなどが挙げられます。

独立開業して安定して稼ぐコツ

ケアマネとして独立開業するには、多くの手続きや準備が必要になります。また、これまで会社が行ってくれていた細かい事務作業などもすべて自分で行う必要があるため、肝心のケアマネ業務になかなか専念できないといった可能性もあるでしょう。
ただ、最近は複雑な手続きを代行・支援してくれるサービスや、ケアマネ業務を効率的に行うためのソフトなども登場しています。こういったサービスを上手に利用すれば、負担を大幅に軽減できる可能性があります。手間が減った分、収益に直結する顧客開拓やケアマネ業務の時間をしっかり確保できるでしょう。